松本市で相続登記なら召田司法書士・行政書士事務所

余事余談

余事や余談で一息つきましょ!

固い話は抜きにして,気の向くままにつらつらと,季節や趣味や気になった事をアップします。
余りものには福がある・・・かも。

一覧
13 GET BACK
12 常念岳~北アルプスの看板役者~
11 手作りイチジクジャム
10 ゆるキャラ雷鳥
9 ジョンの記事
8 燕岳~北アルプス入門の山
7 松代城跡

6 旧暦
5 信州の秋
4 暑中お見舞い
3 お城のある街
2 移住者のヤジロベエ
1 福寿草

GET BACK

ディズニープラスの配信で、ビートルズの「GET BACK」を観ました。
これは1969年1月のビートルズのセッションを捉えたドキュメンタリーであり、ビートルズ解散報道後である1970年5月公開の映画「LET IT BE」の元々の素材を再編集して作品化したもの。
これを観ると、当時の彼らの音楽作品・映像作品の創作意欲がうまくコントロールされずに紆余曲折を重ねていった状況を、臨場感をもって体験できます。ポールの溢れ出る才能とリーダーシップ、ジョンの奇才ぶりと奔放ぶり、天才2人と自己表現で葛藤するジョージ、包容力で支えるリンゴ。何より名曲の数々が生まれ育つ瞬間を目にすることができる幸せ。
観ると悲しくなってしまう「LET IT BE」より、是非こちらを観たほうがいいです!
[令和6年8月]

2015年4月28日、ビートルズ以来49年ぶりに武道館でのコンサートのため入場するポール

常念岳~北アルプスの看板役者~


常念岳は、松本市街から2番目に近い百名山です。ちなみに1番目は美ケ原。
北アルプスを仰ぎ見ると、その端正な三角錐にまず視線が向かいます。松本平に住む人で常念岳を知らない人はいないでしょう(たぶん)。

写真は、常念山脈上の横通岳への登りからのショットです。角度によっては、三角錐とはまた違った重厚感のある風貌を見せてくれます。
頂上に立ち、梓川を挟んで聳える3000m超の槍穂高連峰を眺めると、本当に圧巻の舞台です。
稜線の山小屋(写真では常念小屋)に泊るのが一般的ですが、日帰りでも(少々ハードですが)楽しめます。
登山の多様な楽しみが存分に味わえる看板役者的な山であり、燕岳でアルプス入門を果たした登山者には、ぜひ次に登ってほしい山です。
[令和5年5月]

手作りイチジクジャム

家のイチジクが豊作です。イチジクの木は1本なのですが,枝分かれしてたくさん実が成り,次々に熟していきます。ちなみに「無花果」という字は花を咲かせずに実をつけることが由来だそうですが,じつは実と思っているものは「花」らしいです。
ほったらかしというのも勿体ないので,イチジクのジャムを作っています。今年で2年目。
必要な材料はイチジクとグラニュー糖とレモンだけです。
市販のイチゴジャムなどと比べて,何とも言えない優しい色合い・風味になるんですよね。我が家ではイチジクジャムが秋の味覚の定番になりつつあります。
[令和4年10月]

ゆるキャラ雷鳥

登山をしていると,いろんな動物に出会うことがあります。
シカ,サル,リス,カモシカ,オコジョ・・・
幸いクマに至近距離で出会ったことはありません。
出会って最も嬉しいのが,雷鳥です。
雷鳥は絶滅危惧種なのに,けっこう出会います。
登山道でひょっこり出会う雷鳥は,一目散に逃げ出したりせず,人が数メートルまで近づいてきたら方向を変えたり,早足になったりする感じです。写真も撮らせてくれます♡
麓で現れるキジ等よりも警戒心がずいぶんユルイんです(ちなみに雷鳥はキジ科)。
まさに,ゆるキャラ。
そんな雷鳥に癒されています。大切に守りましょう。
[令和4年4月]

ジョンの記事


つい先日,1970年のジョン・レノンの未発表曲を含むカセットテープが競売にかけられ,650万円で落札したとの新聞記事を読みました。

私はビートルズが大好きなので,時々こうしたビートルズ関連のニュースが目に留まると,嬉しくなります。
同記事によれば,当時16歳の少年4人がデンマークに滞在していたジョンに突撃取材したらしい。
全く彼らはなんと幸運だったか!貴重な体験は一生忘れられないでしょう。

私の貴重な体験といえば,ジョージ・ハリスンの東京ドーム公演とポール・マッカートニーの武道館公演を観に行ったことかな。
ジョージがすでに逝ってしまったこと,ポールは1966年ビートルズ来日以来49年ぶりの武道館だったことを思えば,感慨もひとしおです。
[令和3年10月]

燕岳~北アルプス入門の山~


私が松本に移住してきて最初に登った北アルプスの山は,燕岳でした。
百名山のガイドブックに,おまけの山(※)として燕岳が載っており,北アルプス入門の山だと紹介されていたのがきっかけです。
「ツバメ」ではなく「ツバクロ」と読むことも,初めて知りました。
この山は,近くの常念岳と比べて目立つことはなく,麓から眺めて正確に指差せる人は少ないと思われます。
しかし,ひとたび稜線に立って白砂青松の庭園のごとき姿を目にすれば,その美しさに息を呑むはずです。風化した花崗岩が白砂で,緑の絨毯のようなハイマツが青松なのですが,その調和が本当に見事です。
私を北アルプスに優しく迎え入れてくれた,何度登っても飽きない山です。

※ 燕岳は百名山に入っていても全然おかしくない名峰だと思いますが,槍ヶ岳など横綱級の峰々が連なる北アルプスにあっては,残念ながらニ百名山にまわらなければならなかったのでしょう。
[令和3年6月]

松代城跡


松代城跡に一度だけ行ったことがあります。
松代城跡は長野市にある城跡です。
石垣や堀の遺構が残っていて,再建だそうですが太鼓門と橋の組み合わせは,なかなか見応えがあります。

この松代城跡には,ザワつく思い出があります。
城内に踏み入ったとき,反対側から,完全にいい歳した大人なのに学ラン姿の人物が,一心不乱に早歩きでやってくるのです。おいおいヤバイ奴が来たぞ!と思ってよく見たら,石原良純さんでした。良純さんは,一人きりで競歩のごとく城内を一周して,そのまま出て行きました。遠くの道路わきに,ロケバスみたいなのが停まっていて,あっという間に乗り込んで消えました。。。

芸能人をほとんど見たことがない私にとって,突然の非日常的な出来事でしたが,あれはきっと,お城好きの良純さんが,Qさま!のロケの帰りでスタッフに「あれ,ここから松代城近いじゃん!ちょっと行ってくるから,お願いだから少しだけ立ち寄ってくんない?!」とわがまま言って学ランの衣装のまま大急ぎで観光したのかな,と勝手に想像しました。
[令和3年3月]

旧暦


この記事を書いている令和2年12月25日は,旧暦だと11月11日だそうです。ですから,旧暦だとまだまだ新年まで余裕があることになります・・・(苦笑)
そうそう,子どものころ年賀状を書いているとき,「新春」「迎春」っていうけど,1月1日はまだ春じゃないやん?冬やん!と思いませんでしたか。
子どものころは旧暦なんてよく知らなかったですからね~。ちなみに来年(令和3年),旧暦の1月1日は,2月12日にあたるそうです。この頃ならば春近し,「新春」「迎春」という言葉も頷けます。旧暦の新年=春の初めころ,という名残なのですね。
こうした改暦(明治のグレゴリオ暦導入。明治5年12月3日が明治6年1月1日になった。)による感覚のズレみたいなものは,日ごろはほとんど感じませんが,意外と大切だったりします。
この改暦以前は,日本人には一般に1週間という感覚がなかった
とか,
旧暦では閏月というものがあり,1年に13カ月ある年もあった
などなど,今の日本人には忘れ去られてしまっているようです。
でも,当時はそれが当たり前だったんだよなぁ・・・

コロナ関連で「新しい生活様式」という言葉が流行った今年も終わろうとしているためなのか,こんなことを考えました。
[令和2年12月]

信州の秋


秋の紅葉がすすみ,北アルプスでも初冠雪が見られるようになった。
ついこの間まで,うだるような暑さを呪っていたのに...
紅葉の最も美しい瞬間は僅かしかないが,信州は紅葉の名勝がたくさんあり,その標高の差がかなりあるので,山上,山麓,里,街中へと錦秋が下りてくるのを比較的長く楽しむことができる。信州の魅力のひとつかも知れない。
秋は行楽シーズンでもあり,松本の街にも観光客がかなり戻ってきたように感じられる。でもコロナウイルスのことを考えると,どうしても一抹の不安がよぎってしまう。諸外国の第2波のニュースを聞くとなおさらである。
美しい季節の移ろいを,心の底から安心して楽しめるように,早くなってほしい。
[令和2年10月]

暑中お見舞い


暑い暑い!連日35度近くになるし,異常じゃないですか?
それとも,毎年暑くなり続けるという避けられない未来へ着実に向かっているだけですか?
週間天気予報でズラッと猛暑日が並ぶのを見ると,ある映画を思い出しました。
それは,宇宙人が自分たちの住みやすいように密かに地球を温暖化させるというもの。1996年公開の映画で,着眼点がとても面白いですよね。
このところの猛暑は,あながち絵空事じゃないぞと思わせます。
だってホントに地球がどんどん人間の住める環境じゃなくなってきてるような・・・

暑さで頭が朦朧としているのか,冗談はさておき。
皆様くれぐれもお体ご自愛ください。
海の写真でも見れば,少しは涼しくなるかな(^^) [令和2年8月]

お城のある街


ここ松本には松本城があります。

黒い板張りの天守閣がシブくてカッコいい。

現存12天守閣の一つであり、国宝5城の一つでもあります。

他の国宝はというと、姫路城、彦根城、犬山城、松江城です。ちなみに松江城は数年前に加わりました。

お城(特に天守閣)が、取り壊されもせず、焼失もせず、現代に残っているというのは、本当に貴重なことです。

お城のある街に住むということは、普段あまり気づかないけれど、意外に贅沢な環境なんだな…と思います。
松本城は国宝5城のなかで唯一の平城ですから、平山城のように見上げる感じじゃなくて、街との距離が近いし。

現代を生きる私たちが日常生活の中で、例えば市役所や裁判所に行く度に、歴史的建造物のそばを通り、その雄姿を眺めることができる。とても身近に歴史が感じられますね。

神社仏閣も歴史を感じる場所ですが、多くは「現役」です。お城は「退役」といいますか、主(あるじ)を失って、今は往時をしのぶ公園となっています。そこに栄枯盛衰を見て取ることができるのではないでしょうか。

松本城に来る観光客は、コロナのせいで一旦途絶えてしまいましたが、これから県をまたぐ往来も増えて、徐々に回復していってほしいと思います。[令和2年6月]

移住者のヤジロベエ

私は信州の豊かな自然(特に山岳)に憧れて県外からやって来た移住組の1人です。

移住して来たのが21世紀に入ったばかりのころでしたから、そこそこ年月も経ち、信州が第二の故郷となりました。

アルプスの玄関口である松本の地の利を活かし、あちこちの山を楽しんでいます。

森林限界を超えて雄大な山並みを眺めながら歩くときが至福の時間です。アルプスで出会う高山植物や雷鳥も大好きになりました。

司法書士の仕事は、大自然とはかけ離れた世界です。書類上の僅か一文字に神経を使う仕事です。一文字の間違いに気づかなければならない繊細さと、見渡す限りに連なる峰々の稜線漫歩とでは、その振り幅の大きさにめまいがしそうです。

・・・ですが、それがまた、ヤジロベエのごとく平衡を保つ手段になっているのかも知れません。

そんなありがたい信州の豊かな自然が、いつまでも輝いていますように。[令和2年4月]

福寿草

まだ冷たい空気ながらも、いくぶん春めいた日差しが感じられるようになったころ、黄色いアノコタチが顔を出す。

アノコタチは小さな集まりを作って、広い野原のあちこちに出現し、ホラこっちにもいるよ!と呼びかけてくる。

色のない寂しかった風景が途端に賑やかとなり、ようやく…ようやく冬が終わるんだな、と実感する。

今年もまた、アノコタチが元気よく春を告げに来てくれましたよ。
[令和2年3月]

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